クールタイトsiの特徴とは?
クールタイトsiは、塗料大手メーカーのエスケー化研が開発、販売している屋根専用の塗料です。
塗料タイプとしてはシリコン系に属していて、基本は油性塗料ですが、クールタイトシリコンという水性の塗料も用意しています。
クールタイトsiの大きな特徴は遮熱性、つまり太陽光を反射してくれて、屋根からの暑さを抑えてくれるという点を挙げられます。
太陽光の中でも、特に近赤外領域と呼ばれる熱を持つ光線を反射する力を持っていますので、効率よく遮熱ができます。
また、汚れにも強いという特徴を持っていますので、屋根に汚れが付きにくく、劣化の進行を食い止める働きもあります。
保護機能も強く、しっかりとした塗膜を表面に張って、耐久性を強くしてくれます。
クールタイトsiを塗るメリットとは?
クールタイトsiは、金属材料やスレート屋根に対応していて、幅広い屋根材に使えるというメリットがあります。
日本の一般住宅は、瓦を除いて多くがこの2つの屋根材を使っていますので、性能の高い塗料を多くの住宅に使えることになります。
クールタイトsiの大きな特徴である遮熱性は、住む人に快適さを与えるというメリットもあります。
日本の夏の暑さは非常に厳しいものとなっていて、住宅に影響する暑さの原因の多くは、一番直射日光を浴びる屋根にあります。
その屋根に熱線を反射する塗料を使うことで、熱が屋内に伝わるのを防ぎ、快適な室内を保つのに役立ちます。
また、防汚性が高い塗料というのも、遮熱性を維持するのに役立ってくれます。
というのも、表面にホコリや泥などの汚れが付着してしまうと、いくら塗料が遮光性を持っていても、その汚れが熱を生み、室内を暑くしてしまうからです。
その点、クールタイトsiは汚れも弾きますので、より効率的な暑さ対策ができます。
クールタイトsiによる屋根塗装の流れ
クールタイトsiを使って屋根の塗り替えをする場合、まず表面の汚れや藻、劣化した塗膜を取り除くために、高圧の水で洗浄します。
屋根の劣化具合を見て、必要に応じて下地処理をして、雨漏りなどが生じないためのケアをします。
その上で、下塗りをしてしっかりと塗膜を作ってから、中塗り、上乗りと計3回塗ります。
チャンピオンでは、機能性の高いクールタイトsiも取り扱っていて、要望に応じて屋根塗装に使うことができます。
塗料の選択肢がいくつもありますので、予算や屋根材などに応じて使い分けることが可能です。