足場の必要性
塗装をする際は、足場を組まなくてはなりません。
2メートル以上の高さの作業では足場を組むことが義務づけられています。
仕上がりと効率性を考えるときちんとした足場を組むことが必要です。
足場が安定しないと作業の効率も悪くなり丁寧な仕事も出来なくなりますので、塗装の仕上がりにも影響します。
また屋根塗装のみだと大がかりな足場は必要ないのではないかと思われるかもしれませんが、外壁塗装と同じように足場は必要ですし、特に勾配が急な屋根の場合の屋根専用の足場が必要となります。
職人の安全面のためにも足場は必要です。
高いところでの作業は注意していても落下の危険性がゼロではありません。
施工中に事故があってはお客様にご迷惑をかけてしまいます。
飛散ネット
足場を組むと同時に飛散防止ネットをかけます。
これは塗装の前に外壁や屋根を高圧洗浄する際、汚水が周りに飛びますし、塗装中も家の周りやご近所の車や外壁などを汚してしまわないようにするためです。
標準の足場
現在一般的に主に使用されている足場はくさび(ビケ)足場です。
正式名はクサビ緊結式足場と言います。
ハンマーで打ち付けてくみ上げるので金属を打つ音がしますが、組み立ても解体も簡単で揺れも少なく安定しています。
10メートル以上の住宅には使用できないのですが、2階建ての標準住宅ですと、費用も安くて済みますので一般的に使用されています。
足場の費用
足場の費用は一般的な2階建ての住宅で15~20万円程度ですが、これが高いか安いかと言われると、直接塗装に関係ない部分だから高いと思われるお客様がほとんどです。
しかし当社は見えないところまで丁寧に作業していきたいと考えていますので、確実な作業をするためにもしっかりとした足場は不可欠です。
ぜひその辺をご理解頂けると幸いです。
足場の金額を考えると外壁塗装をする際、屋根の塗装をおすすめします。
時期的にも外壁塗装も屋根塗装も10年毎が理想ということになりますので、一緒に工事をした方が足場代が一回で済みますし負担も減ります。
足場を組むことで家の周りに場所も取り、出入りにご不便をお掛けすることもございます。
またシートをかけたりすることで圧迫感を感じたりお客様にもご負担になることもあるかもしれません。
株式会社チャンピオンはお客様に施工中のご負担を掛けないようできるだけ努めてまいります。
困った事が、御座いましたら遠慮なくご相談ください。