ALCパネルの特徴とは?
ALCパネルとは、軽量気泡コンクリートという名称を持ち、高温の水蒸気と強い圧力をかけて製造するのが特徴の外壁材料です。
名称からも分かるように、コンクリートという堅牢な特徴を持ちますが、同時に軽くて施工しやすいというメリットも持っています。
ALCパネルは主に厚さが75mm以上ある厚型のタイプと、50mmより薄い薄型に分かれていて、厚型は鉄骨で作られている住宅やビルに用いられ、薄型の方は木造の住宅でも用いられます。
この建材は上部で耐久性もありますので、メンテナンスをきちんとすれば、60年以上は耐えられるとされています。
といっても、コンクリートという特性上、雨などにより、水が染みこんでしまうと劣化が進んでしまう可能性があります。
そのため、表面を定期的に塗装して保護することが、家を長持ちさせるためには欠かせません。
ALCパネルが劣化してくると見える症状
ALCパネルは耐用年数が長いですが、メンテナンスをしないと劣化が早く進行してしまいます。
劣化の症状としては、まずパネル同士をつなぐ部分のシーリングがもろくなり、ヒビが入ったりはがれてきたりします。
パネル自体は問題なくても、シーリングが傷むと、そこから水が入って内部から腐食を進行させますので、メンテナンスのタイミングと見た方が良いでしょう。
また、表面の塗装がはげてきたり、チョーキングと呼ばれる粉が手に付いたりするというのも、劣化のサインとなります。
やはりこの場合も、ALCパネル自体は問題なくても表面の保護がなくなるため、すぐに内部への劣化が始まってしまうので危険です。
ALCパネルの塗装について
10年程度を目安に塗装をして劣化を防ぐことで、ALCパネルはかなり長持ちします。
もしくは、上記のような劣化のサインが見えたら、すぐに塗装をすることも重要です。
ALCパネルの塗装は、基本的に水性塗料を使って、この建材の特徴である調湿機能を生かすようにするのがポイントです。
また、気泡ができやすいので、塗装の際には丁寧にムラなく施工することで、美しく仕上げられます。
こうしたALCパネルの塗装は、他の建材とは違う特性を持っていることを意識して、塗料を選び、施工をすることが重要なのです。
その点、外壁塗装のノウハウを豊富に持つチャンピオンでは、ALCパネル塗装の施工実績もたくさんありますので安心です。
美しい外観を保つためにも、定期的なメンテナンスを欠かさないようにしましょう。