工事費用の一番大きな部分を占めるのが人件費と塗料代
塗装工事の費用は、どの程度の工事をするのか、どの塗装会社に依頼するかによって大きく変わってきます。
たとえば、壁の塗装一式で30万円程度で済むというケースもあれば、70~80万円かかるということもあります。
これは、どちらかが質の低すぎる工事をしているわけでも、逆にいわゆるぼったくりをしているわけでもありません。
塗装工事にかかる代金としては、塗料代と人件費が大きな割合を占めているため、どんな塗料を使うかによって大きく変わってくるからです。
一般的に、質が高い塗料、つまりしっかりとした被膜を作って耐久性があり、仕上がりがきれいになる塗料は価格も高くなります。
ホームセンターなどで売られている家庭用の塗料の7~8倍もするような塗料もあります。
もちろん、価格に見合った仕上がりになりますので、お金をかけるだけの価値があると言えるでしょう。
足場代も場合によって大きくなることがある
住宅塗装では、たいていの場合家の周囲全体もしくは一部に足場を組むことになります。
この足場は、塗装会社が自分たちで行うのではなく、足場専門の業者が組むことが多くなります。
そのため、この足場工事の外注費が、塗装工事料金一式の中に含まれることになります。
業者によっても異なりますし、家の何面足場を組むかによって異なりますが、だいたい10万円台くらいが相場となります。
外注ということで、こればかりは安くあげることはできないので、必要経費としてかかってきます。
ただし、家の一面だけで済む場合は安く済みますし、逆に屋根の勾配が強いなどで屋根にも足場を組まないといけない場合、家の構造が複雑で足場も入り組んでくるなどの場合は、足場代がかなり上がってきます。
10万円以上の差が出てくることもありますので、これもトータルでの塗装工事費を大きく変えるものとなります。
価格交渉をするのは当然だがあまり値引きを求めすぎないことも大事
このように、塗装工事の代金はいろいろな要素によって変わってきます。
そのため、工事業者との交渉をする時には、価格交渉をして少しでも安くしてくれるように頼むことができます。
しかし、あまりにも安い価格を求めないようにしましょう。
前述のように、あまりに安い代金を頼むと、塗料の質を下げて工事をすることになるからです。
チャンピオンでは、お客様の予算に合わせながらも、質の高い工事ができるように営業努力をしていますので、安心して依頼していただけます。