漆喰(しっくい)とは?
漆喰(しっくい)とは、石灰岩を砕いた粉上の原料に粘土などの副材料を混ぜて作った壁材のことで、内装にも外装にも使われます。
漆喰は昔から使われている建材の一つで、日本でも外国でも幅広く利用されているため、様々な工法が存在しますし、デザインのバリエーションも豊かです。
漆喰を使った壁の特徴としては、耐火性と耐久性があるという点を挙げることができます。
日本においては、お城に使われていたという歴史もあって、その丈夫さや見た目の良さに惹かれて利用する人も増えています。
漆喰は珪藻土とも仕上がりが似ているため、2つを混同している人もいます。
しかし、珪藻土はその名称の通り、珪藻と呼ばれる地層から作られるもので、単体では粘り気があまりないため、固着させるための副剤を必要とします。
こうしたことから、漆喰よりも調整がしやすいといったメリットがある一方で、製品によっては調湿機能が弱かったり、耐久性が劣ったりすることがあります。
漆喰を外壁に使うメリットと注意点
漆喰は古来、日本の伝統工法において、家の中でも外でも壁の仕上げ材として使われてきました。
特に、外壁に漆喰を使うことにはメリットが大きいので、重要な建造物に使用されてきたという特徴があります。
雨風や日光の影響に耐えることができ、上手にメンテナンスをすれば100年くらい耐えると言われるくらいで、これが漆喰を使う最大のメリットとなります。
そして、重厚感とか高級感といった見た目の良さも、漆喰塗りのメリットと言えます。
漆喰は手で左官職人が丁寧に塗っていきますので、質感が高い上に、平面仕上げにしたり模様を付けたりと、デザインを好みに合わせて変えられるというのも魅力です。
一方で、高度な技術が必要ということもあって、対応できる職人さんが減ってきているため、どの工務店でもできるというわけにいかないことや、費用が高くなるという注意点もあります。
漆喰のメンテナンス
漆喰は丈夫ですが、やはり定期的なメンテナンスが必要です。
基本は漆喰を上から塗り重ねるという工法を取りますが、塗装をすることも可能です。
剥落が起きないように表面を固めた後、好みの色に塗り替えられます。
チャンピオンは漆喰を始めとして、様々な外壁材料に対応した実績を持っていますので、メンテナンスを効果的に行うことができます。
現場をチェックした後に、現況に合わせて適切なメンテナンス方法を紹介しますので、まずはお問い合わせください。